平成生まれの新時代のトラックメーカーとして注目を集めるtofubeats。
Sexy ZoneやももいろクローバーZ、オノマトペ大臣といった国境、ジャンルを超えたアーティストへの楽曲提供やリミックス、DJとしての活動の他、自らマイクをもつなど様々な顔を持つクリエイターでもあります。
ヒップホップシーンにとどまらず、日本の音楽シーンを圧巻するtofubeats。
今回は、そんなtofubeatsについて
・tofubeatsとは?
・tofubeatsのビートの特徴
・tofubeatsと仲のいいアーティスト
・tofubeatsのおすすめ曲
を中心にご紹介いたします!
tofubeatsとは?
アーティスト名 | tofubeats(トーフビーツ) DJ newtown(ディージェー ニュータウン) |
本名 | 河合 佑亮(かわい ゆうすけ) |
年齢 | 31歳(1990年11月26日生まれ) |
身長 | 一 |
血液型 | 一 |
学歴 | 関西学院大経済学部 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
レーベル | Warner Music Japan |
事務所 | Warner Music Japan、HIHATT |
公式サイト | https://www.tofubeats.com/ |
1990年11月26日に兵庫県神戸市で生まれました。
小学校から音楽に興味を持っていて、J-POPのヒットチャートにランクインする音楽を聴いていました。
中学校受験に合格し関西学院中学部に入学しました。
部活はバレー部に入部しましたが、トラックメイクも始め、インターネット上に自作曲をアップするようになります。
中学校の同じ学年にはCrossfaithのHiro、Fear,and Loathing in Las Vegasのメンバーがいました
関西学院高等学部に進学し、メジャーレーベルの新人教育部門に所属します。
高校2年生の頃にはメジャーアーティストのリミックスを手掛けるなど、音楽活動を本格化させていきます。
関西学院大学に進学し、音楽活動もより本格化させますが、挫折を味わい一度音楽から離れてしまいます。
就職活動の末、Web制作会社から内定をもらいましたが、メジャーデビューが決定したため就職はしませんでした。
tofubeatsの名前の由来は「ナントカビーツ」にしようと思い、語呂とドットコムのドメインが空いているという理由から「tofu」を合わせました。
今ではトラックメーカー、プロデューサーとして様々なアーティスト、メディアへの楽曲提供のみならず、レーベル「HIHATT」の主宰、会社経営、DJ、そして自らのラップをこなすなど、幅白く活動しています。
令和、インターネット世代の筆頭として、今までにないアプローチで勝負し続ける新世代のクリエイターです。
tofubeatsがインスタとラジオで結婚を報告
2020年5月31日にラジオとインスタで結婚したことを報告しています。
tofubeatsが東京に進出しない理由
tofubeatsは現在も兵庫県神戸市を拠点に活動しており、東京には進出していません。
その理由は2つあり、
・音楽をやめたくなったときの逃げ道が欲しい
・田舎でも音楽を続けられて世界中の人に聴いてもらえるモデルケースになりたい
tofubeatsは大学時代に体を壊したことをきっかけに、何事にも深くコミットしすぎないようにしています。
そういった意味でも東京に無理に進出せず、マイペースに活動を続けて欲しいですね。
tofubeatsのファッション
tofubeatsは実用性のあるシンプルなファッションを好み、派手なカラーや柄のあるアイテムはほとんど着用しません。
こだわりのアイテムとしてスキニーパンツとスニーカーを挙げていて、スキニーは気に入ったモデルがあると色違いで購入するほどです。
また最もこだわっているアイテムはスニーカーで、持っているスニーカーのほとんどがasicsで、わざわざスコットランドから輸入して購入するほどのコレクターです。
tofubeatsのビートの特徴
tofubeatsのトラックは元々はKORG ELECTRIBE、MPC1000を使い、サンプリングを多用していましたが、徐々にハードサンプラーは使わないトラック制作に移行しています。
ルーツであるJ-POPやシティポップなどの影響を感じさせるトラックが大きな特徴といえます。
またtofubeats自らもラップをこなしていますが、アッパーなパーティーチューンからバラードまで例外なくオートチューンを使用しています。
tofubeatsが音楽を始めたきっかけ
tofubeatsは中学1年生の頃に、青春パンクブームだったこともあり、バンドを組むことを目的に「なんとなく」という理由でベースを買いましたが、弾けないまますぐに辞めてしまいます。
その後はギターに手を出し、フェンダーの会員になってギターの教則本を手に入れます。
しかし、5日という驚異的なスピードで挫折をしてしまいました。
そこでサンプリングの存在を知り、調べると「サンンプラーさえあれば楽器が弾けなくても楽譜が読めなくてもいい」と知ったことから、両親に英検準2級の合格祝いとしてKORG ELECTRIBEを買ってもらったことで、本格的に音楽を始めます。
・サンプリングソースはTUTAYAのレンタルCDだった。
・「DJ親分のページ」というホームページを参考に曲作りの知識を得ていった。
・母親に「英検準2級に合格したら逆立ちしてグランド一周回ったるわ」と言われたが断り、楽器を買ってもらった。
tofubeatsのデビューまでの道のり
中学1年生の頃にベース、ギターを購入するも、すぐに挫折してしまう。
英検準2級に合格したご褒美としてKORG ELECTRIBEを買ってもらい、クラックメイクを始める。
中学生にして自作の楽曲をインターネットにアップする。
高校に入ると、メジャーレーベルの新人教育部門に所属し、メジャーデビューを視野に入れた活動を始める。
高校2年生にしてメジャーアーティストのリミックスを引き受ける。
高校3年生の頃に、国内最大級のテクノイベント・WIREに史上最年少で出演し話題を集める。
メジャーデビューをかけたプレゼンに3回落選し挫折を味わい、一時的に音楽から離れます。
2013年11月13日にunBORDEからシングル「Don't Stop The Music feat.森高千里」で念願のメジャーデビューを果たす。
tofubeatsのルーツはJ-POP
tofubeatsの音楽のルーツはJ-POPで、特に中原めいこ、宇多田ヒカル、貝島直子、松たか子、birdといった女性アーティストに影響を受けています。
90年代から2000年代辺りの子供時代、青春時代に流行っていたJ-POPのCDをハードオフで買い漁り、大量のJ-POPのCDを保有しています。
そういったルーツはしっかり自身の音楽にも反映されており、神戸の街並みを連想させるようなおしゃれさの中に、どこか懐かしいメロディ、雰囲気をもった楽曲が多いのはJ-POPというルーツがあるからと言えます。
tofubeatsがヒップホップにハマったきっかけ
tofubeatsは、中学校時代に友達から勧められたBUDDHA BRANDの「人間発電所」で日本語ラップ、ヒップホップにハマりました。
「人間発電所」を聴いたtofubeatsは、「ラップをしたい」と思ったわけではなく「どうやって作っているんだろう」と疑問が湧き、サンプリングというトラックメイクの方法を知ったことが、トラックメイカーtofubeatsの原点となりました。
GAGLEのMITSU THE BEATSに憧れてMPC1000も使っていた。
tofubeatsのデビュー前の挫折
tofubeatsは高校時代から新人教育部門でメジャーデビューを目指していましたが、メジャーデビューを賭けたプレゼンで3回落選してしまいます。
3回の落選はtofubeatsにとって大きな精神的ストレスとなり、人生で初めて大きな挫折を味わいました。
そのストレスが原因で、大学4年生の時のイベント中に気を失い倒れてしまいました。
その後、音楽は一旦断ち、山奥に部屋を借りてリハビリ生活を送り、精神を安定させメジャーデビューを果たしました。
tofubeatsと仲の良いアーティスト
・オノマトペ大臣
・PUNPEE
・VaVa
・imoutoid
・Licaxxx
tofubeatsというアーティストを語る上で欠かせないのが、18歳で亡くなったトラックメーカーのimoutoidです。
imoutoidとtofubeatsは、京都出身で同じ関西、同学年、そして同じく中学生の頃から楽曲制作をしているという共通点があります。
tofubeatsは彼について、
10代でimoutoidくんと会ってしまった衝撃がデカすぎて世間で天才や奇才と言われている人を見ても全然しっくりこない
とリスペクトの気持ちを語っています。
一緒にリミックスアルバムを制作している最中に亡くなってしまい、tofubeatsは大きな損失感を抱きました。
tofubeatsのおすすめ曲
tofubeats - 水星 feat.オノマトペ大臣
2012年6月30日にリリースされた「水星 feat.オノマトペ大臣」は、tofubeatsの名を全国に広めた人気曲です。
ポップで幻想的な、中毒性のあるクラシックです。
tofubeats - LONELY NIGHTS
KANDYTOWNのYOUNG JUJUを客演に迎えた「LONELY NIGHTS」は、tofubeatsの代表曲です。
孤独な夜をまるで楽しむかのようなリリックとお洒落なトラックは、一度聴くと耳から離れない中毒性があるのも特徴的です。
フックはtofubeatsが担当していて、ラッパーとしてのtofubeatsも堪能できる一曲です。
tofubeats - RIVER
2018年9月3日に公開された「RIVER」は、有名モデルの唐田えりかを起用した一曲です。
この楽曲もtofubeatsの歌声を堪能できる楽曲となっています。
tofubeatsとは?:まとめ
3回の挫折に屈せず、若くしてチャレンジを続けるtofubeats。
新世代の音楽家として、今後ますます目が離せないDJのひとりです。
気になった方はぜひチェックしてみてください!
関連記事 ¥ellow Bucks(イエローバックス)とは?おすすめ曲や経歴をご紹介!
人気記事 【最新】マネしたくなる日本人ラッパーのファッション10選