バラエティ番組「フリースタイルダンジョン」では初代ラスボスを務め、数々の伝説を残している般若。
主なバトルの戦歴として、B-BOY PARK 2002 MC BATTLE準優勝、ULTIMATE MC BATTLE 2008優勝などが挙げられます。
またバトルだけではなく、レーベル「昭和レコード」の設立や武道館、渋谷公会堂でのワンマンライブなどヒップホップシーンに大きな存在感を示しています。
今回は、そんな般若について
・般若とは?
・般若のおすすめ曲
を中心にご紹介いたします!
般若とは?
アーティスト名 | 般若(はんにゃ) |
本名 | 武田善穂(たけだよしほ) |
年齢 | 43歳(1978年10月18日生まれ) |
身長 | 175cm |
血液型 | 一 |
高校 | 一 |
出身地 | 東京都世田谷区三軒茶屋 |
レーベル | 昭和レコード |
般若は母親が日本人、父親が韓国人の日韓ハーフで、父親は般若が2歳になる頃にはすでにおらず、父親に関する記憶はないそうです。
そのため般若自身が日韓ハーフであることを知るのは20歳を超えてからでした。
中学校に進学するとサッカー部に所属しますが、高校に進学すると部活には入らず同じ高校のフィメールラッパーのRUMI、DJ BAKUと共にラップグループ「般若」を結成します。
その結果、高校時代はヒップホップ漬けの生活となり進級の危機もありましたが、無事進級し高校を卒業しています。
般若は地元の世田谷区三軒茶屋で、小学校や中学校の同級生を中心に暴走族・三軒茶屋愚連隊を結成します。
三軒茶屋愚連隊は、2012年に「六本木クラブ襲撃事件」を起こした関東連合のひとつでもあります。
般若の名前の由来
般若が「般若」と名乗る以前は本名の善穂(よしほ)から「YOSHI」と名乗っていました。
YOSHI時代にRUMIとDJ BAKUと組んでいたグループの名前が般若です。
グループの消滅後YOSHIから般若に改名し、その後ずっと般若として活動しています。
般若の奥さんはシンガーのSAY(セイ)
般若は2014年2月にシンガーのSAYと結婚しています。
きっかけは2012年11月28日にリリースしたSAYのシングル「ペダル feat.般若 & SHINGO★西野」での共演でした。
SAYは般若との結婚について
無骨で、飾り気が無くて、それでも自分の音楽にまっすぐな般若さんに惹かれました
私はワガママだし自分のことにいつも手一杯すぎて、誰かのお嫁さんになれるなんて思ってもいなかったけど、初めて人生をかけて愛したいと思う人に出会うことができました
と語っています。
[般若には子供もいる]
2014年8月30日に般若とSAYの間に息子の「響くん」が生まれます。
インスタグラムからは幸せそうな家族の写真があげられています。
般若は過去にいじめられていた?
今の般若だけを知るヘッズからするとにわかに信じられないかもしれませんが、般若は小学校時代に壮絶ないじめを受けています。
多くのセレブが住む上品な街である世田谷区三軒茶屋で生まれた般若は、複雑な家庭環境であったこともあり、小学1年生のころからいじめの標的にされてしまいました。
いじめの内容はプールに沈められたり、蹴られたり、チャンバラと称して木の棒で叩かれたりと、失明するしかけるほどの酷いいじめを受けていました。
そんな壮絶ないじめの経験が、今のラップに繋がっています。
般若がラップを始めたきっかけ
般若は高校生の頃、すでにヒップホップにハマっていましたが「DJになりたい」という思いが強く、バイトで貯めたお金でターンテーブルを購入しました。
その後は学校をさぼり、ひたすらDJに明け暮れる日々を送っていました。
「ラップは英語でやるもの」と思い込んでいた般若ですが、高校の文化祭でオリジナルのラップをするRUMIのライブを見て衝撃を受けます。
文化祭が終わった数日後、般若の方からRUMIに「どうやって日本語でラップしてんの?」と話かけたことからふたりの交流が始まります。
[楽曲 Don't Turn Off Your Light にハマる]
RUMIから借りたMICROPHONE PAGERのアルバム「Don't Turn Off Your Light 」で日本語ラップにどっぷりハマります。
その頃から般若はリリックの書き方はさっぱりでしたが、学校の屋上でトラックを流してひとりでフリースタイルを練習したり、廊下でも小声でラップをするようになります。
そして高校2年生頃に初めてオリジナルの楽曲を作り、家で録音もします。
初めて作った楽曲について般若は...
今聴き返したら死ぬほど恥ずかしくなる代物
と語っていますが、初めて作ったオリジナル楽曲をRUMIに聴かせると「うん、悪くないよ。一緒に曲作ろうよ。」という嬉しい反応が返ってきます。
そして般若はラッパーのYOSHIとして、RUMIと共にラップグループ般若を結成します。
のちにDJ BAKUも加入し、ラッパーとしてのキャリアをスタートさせます。
般若の愛車はトヨタとBMW
般若は2017年まではボルボの人気SUV「XC90」を所有していました。
現在はトヨタの人気SUV「ハリアー」とBMWの「ミニクーパー」の2台を所有しています。
般若は大麻否定派
本場アメリカのヒップホップ、そして日本のヒップホップにおいても、大麻は切り離せない存在となっています。
リリックに使われることはもちろん、ヒップホップシーンには大麻賛成派が大半を占めています。
日本国内で大麻解放運動も盛んになる中、般若は一貫して「大麻否定派」を貫いています。
実際に妄想族の大麻讃歌として有名な楽曲「大麻合掌」でも
吸わねえ 素だぜ 生まれたまんまのベイベー 俺は俺を肯定
と、堂々と大麻を吸わないことを宣言しています。
また同じフリースタイルダンジョンに出演していたラッパーのUZIが大麻取締法違反で逮捕されたときには
おいUZI まじでだせえな 年上だけどお前しゃべぇな
と強烈な批判をしています。
般若の趣味は筋トレとブログ
般若は公式サイト「般若オフィシャルサイト」でブログを更新しています。
「ここまでいうか」という驚きがいっぱいの般若のブログは見ていてとても面白いです。
般若にはもうひとつ趣味があり、それが筋トレです。
般若の筋肉愛は凄まじく、筋トレ界のカリスマことTestosteroneとコラボし、筋トレ専用のアルバム「IRON SPIRIT」と書籍が一体となった作品「筋トレ×HIP HOPが最強のソリューションである 強く生きるための筋肉と音楽」を2018年12月19日にリリースしています。
アルバム「IRON SPIRIT」は「ジム行く前」「ジムでトレーニング中」、そして「ジムが終わった後」の三部構成になっており、ヒップホップと筋肉の新たな可能性を感じさせてくれました。
般若は昔から筋トレをしていましたが、なかなか筋肉がつきませんでした。「30歳の時のワンマンライブ前に鍛えられなかったら辞めよう」と決意し、今の体に至ります。
般若のおすすめ曲
般若 / ジレンマ feat. MACCHO
日本語ラップ界のレジェンドがタッグを組んだ一曲。
リズミカルでスキルフルなこの曲は、普段ヒップホップを聴かない人でもふたりの凄さがわかる仕上がりとなっています。
般若 / 黙ってやれ
2018年に公開された「 黙ってやれ」はテストステロンと共作した筋トレに関する曲で、やらない言い訳をしてしまう自分の背中を押してくれる一曲です。
この曲は筋トレをしている自分自身にはもちろん、全国のトレーニーの方々にも投げかけています。
般若 / 最ッ低のMC
MCバトルでよく使われる音源です。
般若とは?:まとめ
過去に数々の伝説を残してきた般若。
間違いなくヒップホップシーンにおいて大きな爪跡を残していると言えます。
気になった方はぜひチェックしてみてください!
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