関西のヒップホップシーンにおいて独特なスタイルとセンスを掛け持つJin Dogg。
陰鬱かつヘビーなトラックのビートにのせて、怒りや感情をシャウトします。
大阪出身の在日コリアンであり、日本で受けた差別やインターナショナルスクールでの体験が自分を作り上げたと語っています。
今回は、そんなJin Doggについて
・Jin Doggとは?
・Jin Doggのおすすめ曲
を中心にご紹介いたします!
Jin Dogg(ジンドッグ)とは?
Jin Doggの基本的なプロフィールは以下の通り。
・名前 Jin Dogg(ジンドッグ)
・本名 ジェイク・ユン
・年齢 30歳(1991年9月10日生まれ)
・出身 大阪府生野区
父親はJin Doggが生まれた時から一緒に住んでおらず、母親の意向で大阪市内を転々として暮らしていました。
10歳の頃、韓国に転向することになり、その後オーストラリアに留学、また韓国のアメリカンスクールに戻るという生活を送っていました。
姉の影響でラップは聴いていたものの、自身で音楽をやろうと目覚めたのは、アメリカンスクール時代の友人の影響でした。
アメリカンスクールを「サボりすぎて退学」になったJin Doggは日本の高校に入学します。
そこで友達のレコーディングに誘われ、一曲収録したとき、本格的にラップをやろうと思ったそうです。
Jin Doggのタトゥー
Jin Doggの右腕には、韓国の桜と言われている「ムグンファ」という花が彫られています。
花は同級生の堀師が手がけ、周りの鳥は韓国の友達が彫っています。
左腕の和彫は、「五面天下」という5つのお面を組み合わせる柄がモチーフとなっています。
5つの面はそれぞれ、音楽の神様、ひょっとこ、恵比寿、河童、ダルマを表現しています。
Jin Doggは結婚している?
Jin Doggは結婚していて、2020年12月現在、2歳と4歳の息子がいます。
仕事を終えた後、息子の世話をしスタジオでレコーディングをするそうです。
家族想いのJinDoggが想像できますね。
Jin Doggがラップを始めたきっかけ
アメリカンスクール時代に、友達が英語でフリースタイルをやっているのをみて、自分もやってみようと思ったのがきっかけです。
最初は韓国語でラップをやっていましたが、次第に英語でもラップができるようになりました。
その後、Jin Doggはアメリカンスクールを退学になり、18歳の時に日本の高校に入学します。
そして高校卒業後、本格的に音楽活動をスタートし、2012年に最初のEP「welcome to Bang I.K.N」をリリースします。
Jin Doggが所属する「Hibrid Entertainment」とは?
ラッパーとして本格的に活動を始めたJin Doggは、ある日、Radoo(後にYoung Yujiroに改名)というラッパーに出会い、彼のレコーディングスタジオに遊びに行きます。
スタジオで何曲か作っているうちに、ふたりは意気投合し、レーベルを立ち上げようという話になりました。
そうしてできたのが「Hibrid Entertainment」です。
今では関西を拠点に音楽活動に精力的に行っています。
Jin Dogg(ジンドッグ)のおすすめ曲
Jin Dogg - AM 2:00 feat. 23vrsz
2018年9月にリリースされた「Hibrid or Die Vol.1」に収録された一曲。
このアルバムは「Hibrid Entertainment」のメンバーを中心に制作されています。
オートチューンなトラックに日本語と英語を混ぜたJin Doggのラップが特徴的です。
BAD HOP - Suicide Remix feat. Tiji Jojo, Hideyoshi & Jin Dogg
BADHOPのメンバーTiji JojoとHideyoshiとのフィーチャリング曲。
Jin Doggのバースは短いですが、強い思いを感じます。
こんなにうまくフィーチャリングをできるJin Doggはやはりすごい。
Jin Dogg - Kamikaze
2018年9月にリリースされたJin Doggが所属するレーベル「Hibrid Entertainment」によるアルバムに収録された一曲。
他人なんてどうでもいいというスタンスで我が道を進むリリックがカッコ良すぎます。
Jin Dogg - アホばっか ft. Young Yujiro & WillyWonka
2017年4月にリリースされた、大阪をレペゼンするラッパーYoung YujiroとWILYWANKを客演として迎えた一曲。
超アウトロー感が漂うラッパー達が魅力的です。
DJ CHARI & DJ TATSUKI - Best Way 2 Die feat. Jin Dogg, LEX & YOUNGBONG
2020年8月にリリースされた若手ラッパーLEXを客演として迎えた一曲。
これまたアウトロー感が半端なく漂っています。
両者ともに力強いラップが特徴的です。
Jin Dogg(ジンドッグ)とは?:まとめ
不気味な雰囲気からは想像できないカリスマ性を感じさせるラップを披露するJin Dogg。
彼もまたラッパーならではの独特な世界観の持ち主です。
今後間違いなく注目のラッパーです!ぜひチェックしてみてください!
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