日本のHIPHOPシーンに大きな影響を与え、伝説のMCという呼び名の高いTOKONA-X。
地元の名古屋を中心にHIPHOPシーンを絶大に盛り上げ、名盤「トウカイ×テイオー」を軸に名曲を生み出しました。
2004年11月12日に亡くなっていますが、亡くなったあとも多くのHIPHOPアーティストからリスペクトされ、日本のヒップホップシーンを語る上で欠かせない存在となりました。
今回は、そんなTOKONA-Xについて
・TOKONA-Xとは?
・TOKONA-Xのおすすめ曲
を中心にご紹介します!
TOKONA-X(トコナエックス)とは?
TOKONA-Xの基本的なプロフィールは以下の通り。
・名前 TOKONA-X(トコナエックス)
・本名 古川竜一
・年齢 26歳(1978年10月20日生まれ)
・命日 当時26歳(2004年11月22日)
・出身 神奈川県横浜市生まれ、愛知県常滑市育ち
TOKONA-Xは、1978年に神奈川県横浜市で生まれました。
その後、母親が薬物で捕まり、中学入学時に父の故郷である愛知県の常滑市へ小学生の時に引っ越します。
愛知ではあまり馴染めず、腕にものをいわせ仲間を作り、その後高校への入学を決めましたが、途中で退学してしまいました。
そんな時に出会ったのがHIPHOPでした。
ここから彼の人生が一変しヒップホップにのめり込むようになります。
TOKONA-Xの名前の由来
MCネームであるTOKONA-Xの由来は、幼少期を過ごした愛知県"常滑市"(とこなめし)からきていて、「トコナメ→TOKONA-メ→TOKONA-X」と文字変換して作られています。
そのため、他のMC、DJ、ファンの間では「トコナメさん」と呼ぶ人も少なくありません。
MCネームを地元にするくらい地元を愛していたことがわかりますね。
TOKONA-Xの愛車はハマーH2
TOKONA-Xが保有していた車の中で最も有名なのがハマーH2です。
前々から欲しかったと明かしており、Def Jam Japanとの契約金でハマーを購入しました。
楽曲「H2」はタイトルがハマーの車種であるとともに、楽曲内でもハマーについて語られて、TOKONA-Xのハマー愛が見受けられますね。
TOKONA-Xの娘
TOKONA-Xは、1998年嫁(真美子)と結婚し、2000年には娘(小町)が生まれ、3人の家族を築いていました。
娘が4歳の頃には、2ショットが雑誌に掲載されるなど、幸せな家庭環境を築いていることが伺えます。
2017年に8月20日にANARCHYが出演した、NAMIMONOGATARI 2017の会場を訪れていた小町さんとの2ショットをインスタにアップし話題となりました。
TOKONA-XとDJ RYOWの関係
TOKONA-Xは、様々な人からリスペクトされる存在でしたが、中でも印象的なのがDJ RYOWです。
TOKONA-Xと初めて出会ったのはILLMARIACHIのライブに行った時でした。
その頃はまだDJとしての活動はいていなかったものの、徐々に活動を展開していき、名古屋のHIPHOPクルーBALLERSの一員として関わるようになりました。
TOKONA-Xの没後も、空いた時間にはお墓参りにいくほどTOKONA-Xを慕っています。
TOKONA-Xの本当の死因
TOKONA-Xは2004年11月22日に26歳という若さでこの世を去りました。
死因については色々な噂が出回っていますが、公式発表では「夏からかかっていた熱中症による体力低下が心配停止を引き起こした」とされています。
TOKONA-X(トコナメエックス)のおすすめ曲
TOKONA-X 知らざあ言って聞かせやSHOW
TOKONA-Xの数ある楽曲の中でも特に人気なのが「知らざあ言って聞かせやSHOW」です。
クラブの定番曲でもあり、TOKONA-Xを知らなくても一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
元々はDJ J MOTOをディスるために作られた曲だそうです!
DJ RYOW WHO ARE U? feat. TOKONA-X
こちらも人気の定番曲、たくさんのREMIXがありますがこちらが元祖ですね。
これぞTOKONA-Xって感じの力強い楽曲ですね。
TOKONA-X - I just wanna
TOKONA-Xがソロとしてのデビューを飾ったのは2004年にリリースされた「I just wanna」です。
「I just wanna」はドラッグや女性など、ストリートらしい情景が描かれており、TOKONA-Xらしい生き方が描かれた一曲です。
TOKONA-X(トコナエックス)とは?:まとめ
死後何年たってもシーンに愛され続け、伝説として君臨し続けているTOKONA-X。
これからもヒップホップシーンを語る上では必ず出てくることでしょう。
それこそが、周りの人に愛され続けるカリスマ性や、今の若い人にも聴かれ続けているTOKONA-Xの生きた証です。
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