KOWICHI(コウイチ)は、神奈川県川崎市をレペゼンするラッパーです。
チャラい見た目が特徴的ですが、楽曲制作に関してはコツコツと真面目に制作し続け、長いキャリアで培った高いスキルがあるラッパーです。
自他ともに認める女好きで、数々の破天荒なエピソードをもつ人間性も注目を集めています。
今回は、そんなKOWICHIについて
・KOWICHIとは?
・KOWICHIのラップスタイル
・KOWICHIと仲の良いラッパー
・KOWICHIのおすすめ曲
を中心にご紹介いたします!
KOWICHIとは?
アーティスト名 | KOWICHI(コウイチ) |
本名 | 片倉こういち |
年齢 | 38歳(1984年5月1日生まれ) |
身長 | 176cm |
血液型 | 一 |
学歴 | 一 |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
レーベル | FLY BOY RECORDS |
公式サイト | https://www.theflyboyrecords.com/ |
KOWICHIは1984年5月1日に神奈川県川崎市で生まれました。
ヒップホップの激戦区で有名な川崎市から誕生したKOWICHIは、当初はウェッサイな音楽性でしたが、時代の流れに合わせた多様な楽曲で、常にシーンの最先端を走るラッパーです。
KOWICHIはラップスキルのみならず、ファッションセンスの高さも大きな魅力で、彼のインスタグラムから見える人間性に憧れる若者も少なくありません。
中学卒業後は高校には進学せず、洋服屋でアルバイトをするフリーターになりました。
そこで出会った仲間の影響で本格的にラップにのめり込んでいきました。
KOWICHIの彼女はCREAMのMINAMI
2019年の夏、HIP HOPユニットCREAMのMINAMIと交際していることをInstagram上で発表しました。
MINAMIがKOWICHIの頬にキスしている写真は、SNS上で話題になり、2万人以上が「いいね」をしました。
ふたりの関係性を包み隠さずオープンにすることによって、それぞれのアーティストとしての活動がいい方向に進んでいくのではないでしょうか。
KOWICHIのブランド・KSLとは?
KSL SUPPLY(ケイエスエル・サプライ)は、2015年に誕生したKOWICHIがディレクションを務めるアパレルブランドです。
定番のTシャツやデニム、キャップからアクセサリー、スマホケースまで豊富なラインナップで展開しています。
特徴としてはトレンド要素を取り入れつつ、NBAチームのLAKERSなど、KOWICHIが影響を受けたカルチャーのリスペクトも感じさせるサンプリングとなっています。
価格帯もTシャツが約6,000円、フーディーが約11,000円と、手が出しやすい価格帯となっています。
KOWICHIのタトゥー
・首に天秤
・後頭部に鷹
・左腕に柴犬・アイ
・左胸にダイア
・左胸下にhide
・左腕に「Self Made」
KOWICHIは頭から始まり全身にタトゥーを入れており、その数は日に日に増えていっています。
ワンポイントでのタトゥーをどんどん増やしていっているKOWICHIですが、リスペクトする元XJAPANのhideのタトゥーを入れているのも特徴です。
KOWICHIのタトゥーのほとんどが横浜にあるSTROKER TATTOOのSHUNが手掛けています。
KOWICHIの面白エピソード
・浮気がバレることに免疫がついた
・ほとんどの歴代の彼女に浮気がバレていた
・アパートの駐車場でなく、部屋の前に車を停めていた
KOWICHIが若い頃はとにかく遊んでいて、浮気は日常茶飯事でした。
ある日、浮気相手を家に連れ込んだとき、突然彼女がサプライズで訪れ、修羅場になったことがありました。
浮気相手を玄関ではなく、寝室の窓から帰ってもらったことでなんとかバレずにすみました。
しかし、その彼女はキャバ嬢でしたが、その後お金持ちの愛人がいることが発覚し、別れることになりました。
楽曲「Young Love」は、この体験が基になっている
KOWICHIのラップスタイル
初期のKOWICHIのラップスタイルは横浜伝統のウェッサイスタイルでしたが、トレンドを取り入れた柔軟なスタイルに変わっています。
これはKOWICHIの「常に新しいものを出し続けたい」という想いがあり、トラップやオートチューンを取り入れたり、常に情報にアンテナを張り楽曲制作に取り組んでいます。
リリックも自身の体験を基にしたものが多く、自らの想いを反映させたメッセージ性の高いリアルな言葉選びが特徴的です。
KOWICHIがラップを始めたきっかけ
KOWICHIが中学生の頃、興味本位で2PACのCDを借りたことでヒップホップに興味を持ちます。
3歳上のいとこや地元の先輩がヤンチャでしたがヤンキーではなくB-BOYが多く、周りの影響でヒップホップカルチャーにハマっていきます。
中学校を卒業すると周りがDJやラップ、ダンスをしている先輩が多かったため、自然な流れでターンテーブルを買ってDJを始めました。
[本気でラップをするようになったきっかけ]
最初の頃は2PACやDr.Dreに影響を受け、遊び半分でラップをやっていました。
しかし、17歳の時に洋服屋で一緒に働いていた仲間がラップをやっていたこともあり、湘南で開催されるイベントの出演に誘われたことをきっかけに、リリックを書いて本格的にラップを始めました。
ラップを始めた当初はOZROSAURUSのMACCHOに憧れていたため、MACCHOのようなオラオラ系のラップスタイルでした。
KOWICHI少年に衝撃を与えた横浜の先輩
KOWICHIが少年時代に最も影響を受けたのが、同じ神奈川県出身で横浜をレペゼンする先輩のDS455、OZROSAURUSです。
特にOZROSAURUSのファーストアルバム「ROLLIN'045」はリアルタイムで衝撃を受け、初期のラップスタイルはMACCHOそのものでした。
DS455、OZROSAURUSが横浜の市外局番・045をリリックに入れレペゼンしていたのに対し、KOWICHIは川崎の市外局番・044をリリックに入れてレペゼンするようになりました。
KOWICHIがデビューするまでの道のり
いとこや周りの先輩の影響で、遊びでラップを始めました。
17歳の時に洋服屋で働いていた仲間にイベントに誘われたことをきっかけに、リリックを書いて本格的にラップを始めるようになります。
2001年にノリでD.u.gと2MCデュオ・enmaku(結成当時は炎巻)を結成します。
2008年9月にミニアルバム「The SCREAM」でenmakuとしてデビューを果たします。
2012年7月4日にアルバム「The SCREAM」でソロデビューを果たします。
KOWICHIと仲の良いラッパー
KOWICHIは、出身地である川崎を中心に、日本全国のアーティストと交流があります。
楽曲「FFF」は「Fuck Fake Friends」というフレンズソングであり、リリックで「Fuck Fake Friends(偽物の友達)要らねえ」とラップしている通り、自らの意思で友達を選ぶスタンスを貫いています。
特に仲がいいのはバックDJも務め、レーベル・FLY BOY RECORDSを共に運営するDJ TY-KOHで、活動初期から苦難を共にしてきた仲です。
KOWICHIとBAD HOPの関係
KOWICHIとBAD HOPは川崎の先輩後輩の関係で、メンバーとはイベントや楽曲で頻繁に共演しています。
特にT-PablowとYZERRは、ふたりが中学生の時に出会っていて、KOWICHIのイベントに遊びにきたヤクザが「こいつら俺の用心棒だから紹介するよ」と紹介されたことがきっかけでした。
当時20代のKOWICHIから見ても子供に見えましたが、会ってからすぐに仲良くなりました。
KOWICHIのおすすめ曲
KOWICHI - LIVE IN VILLA (feat. Minami, ERASER & dubby bunny)
彼女であるCREAMのMINAMIとフィーチャリングした一曲。
過去は遊びまくっていましたが、今では一途というKOWICHIの変化がリリックから感じられます。
KOWICHI - In The Hood
現金の束を渡すとこから始まるこの楽曲は、自らのHOODをテーマにした曲です。
川崎をレペゼンするラッパーということがよく分かります。
KOWICHI / Day Ones feat. T-Pablow & DJ TY-KOH
MVにはBAD HOPのメンバーを迎え、フィーチャリングはT-Pablowを迎えた一曲。
BAD HOPとの仲の良さが垣間見える楽曲です。
KOWICHIとは?:まとめ
地元川崎をレペゼンし、常に新しい音楽を追求し続けるKOWICHI。
過去の基にしたリアルなリリックや、センスの高いファッションセンスは多くのファンから支持されています。
今後も大注目のラッパーです。気になった方はぜひチェックしてみてください!
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