TOKONA-X、AK-69と共に、名古屋のヒップホップを全国にとどろかせた日本のヒップホップを語る上では欠かせない存在となったDJ RYOW。
国内のみならず、海外の有名DJのイベントにも出演するなど、20年以上のキャリアを持ちながら現在もシーンの最前線で活躍しています。
今回は、そんなDJ RYOWについて
・DJ RYOWとは?
・DJ RYOWのビートスタイル
・DJ RYOWと仲の良いラッパー
・DJ RYOWのおすすめ曲
を中心にご紹介いたします!
DJ RYOWとは?
アーティスト名 | DJ RYOW(ディージェイリョウ) |
本名 | 非公表 |
年齢 | 42歳(1980年2月16日生まれ) |
身長 | 一 |
血液型 | 一 |
学歴 | 一 |
出身地 | 岐阜県大垣市 |
レーベル | DREAM TEAM MUSIC |
事務所 | Music Securities,inc. |
公式サイト | http://www.djryow.jp/ |
1980年2月16日、岐阜県大垣市に生まれる
17歳の時、ILLMARIACHIのライブを観て衝撃を受け、ラップにのめり込んでいく
2005年にソロアルバム「PROJECT DREAMS」を発売し、以降、数々の作品をリリースし続けている
2019年11月に通算11枚目のフルアルバムをリリース。多数の豪華ラッパー陣が集結したこのアルバムは"ドリームアルバム"と言われている
DJ RYOWは17歳の時に初めて行ったクラブでILLMARIACHIのライブに衝撃を受け、そこからどっぷりHIP HOPの世界にハマっていきます。
そして、「たまたまそこにいたから」という理由でラップクルー BALLERSに参加したDJ RYOWは、そこでTOKONA-Xの数々の伝説を目撃することになります。
2004年にTOKONA-X、そしてBALLERSにいたKEISHIが相次いで亡くなってしまったことをきっかけに、DJ RYOWは音楽に対する意識が変わったと語っています。
本気でDJの道を歩み始めたDJ RYOWは、その後を精力的に活動し、20年のキャリアを経た今でも多くのラッパーやDJに愛され、日本のヒップホップシーンの最前線を走っています。
DJ RYOWは結婚している?
DJ RYOWは、2018年3月7日にダンサーのウノさんと入籍しています。
ダンサーとして最前線で活動しており、クールで素敵な女性です。
DJ RYOWプロデュースのファッションブランド「DREAM TEAM」
DJ RYOWが2007年に始めたファッションブランド「DREAM TEAM(ドリームチーム)」は、「夢を辿る者」という意味を込めた造語となっています。
名古屋に本店を構え、国内外にも10店舗ほどディーラーがあります。
洗練されたストリート系のブランドで、DJ RYOW本人の着用はもちろん、AK-69や¥ellow Bucksも愛用している名古屋発のファッションブランドです。
DJ RYOWの愛犬はパグ
DJ RYOWは「麻呂ちゃん」という名前のパグを飼っており、愛犬専用の「麻呂」というアカウントを作るほど愛しています。
麻呂ちゃんの先代には、ゴマちゃんという名前のパグも飼っていました。
ちなみに麻呂ちゃんは、DJ RYOWと共にKOWICHIの楽曲「Bow Wow / BMW」のMVに出演しています。
DJ RYOWのビートスタイル
DJ RYOWは、1998年からDJとして活動をしています。
そこから20年以上活動を続けており、様々な国内外のアーティストとコラボし、日々スキルを磨いています。
DJ RYOWは常に新しいことを求め、音楽への熱い想いや愛が止まらないのが特徴的です。
多くの経験から刺激を受け、誰よりもヒップホップを愛するDJ RYOWの情熱が、彼のビートを作っています。
DJ RYOWがDJを始めたきっかけはILLMARIACHI
DJ RYOWがDJを始めたきっかけは、初めて行ったクラブでILLMARIACHIを観たことでした。
ステージの上で魅せまくるILLMARIACHIを観て、DJ RYOWは今までにない衝撃を受けました。
とんでもねえオーラだったもんで、「あー、この人やべえな」って思ってた
そこからILLMARIACHIのアルバムを聴き込み、一気にヒップホップにハマっていきました。
ILLMARIACHIとは、刃頭とTOKONA-Xによる伝説のユニット。
TOKONA-Xの意思を受け継ぎ本気でDJの道へ歩む
共に名古屋のヒップホップシーンを盛り上げていた矢先、26歳という若さでTOKONA-Xはこの世を去りました。
そして同じくBALLERSのホストMC、KEISHIも亡くなってしまいます。
そして、彼らの死をきっかけにDJ RYOWの気持ちに変化が現れます。
俺なんてBALLERSにいない方が良いんじゃないかと思うくらいカス級のヤツだったけど、これはもう俺がやらなきゃダメ
彼らの意志を受け継ぎ、DJ RYOWは本格的にDJの道を歩むことを決意します。
DJ RYOW主催のレーベル「DREAM TEAM MUSIC」
DJ RYOWは、DJやトラックメーカーとしてだけでなく、ヒップホップレーベルの主催も同時に行っています。
SOCKSやTOKONA-Xとも親交の深いSTEALERなど、DJ RYOWイチオシの個性的なラッパーが「DREAM TEAM MUSIC」に参加しています。
DJ RYOWと仲の良いラッパー
DJ RYOWは2019年10月に通算11枚目となるアルバム、「DREAMS AND NIGHTMARES」が発売されました。
このアルバムには、レジェンドから今勢いのある若手まで、多くの豪華ラッパーたちが参加しています。
これは常前を向き、ヒップホップシーンを引っ張ってきたDJ RYOWでなければ作れない、唯一無二のアルバムといえます。
このように多くのラッパーたちに愛されプロップスを受けているDJ RYOWは、ただのDJやトラックメーカーではなく、日本のラップシーンにいなくてはならない存在として君臨しています。
DJ RYOWとTOKONA-Xの関係
DJ RYOWとTOKONA-Xが出会ったきっかけは、クラブにてDJ RYOWが着ていたサイバーテックのセットアップの色違いをTOKONA-Xが着ていたことでした。
TOKONA-Xに「お前良いの着とるな」と話しかけられ、DJ RYOWはビビったと語っています。それがふたりの初めての会話でした。
ラップクルー「BALLERS」結成の時も、たまたまそこにいたから参加させられたDJ RYOWでしたが、最初は「あんなに衝撃を喰らった人と一緒にやるのか!?」と尻込みしていたと語っています。
DJ RYOWにとってTOKONA-Xは神様のような憧れの存在でした。
TOKONA-XのことをDJ RYOWはこう語っています。
真っ直ぐ生きている姿を背中で教えてもらった人
「BALLERS」とは、M.O.S.A.D、ENDLESS FILE、SYGNALなどが集まって結成されたラップクルーでM.O.S.A.Dの"E"qualがリーダーです。
DJ RYOWが兄と慕う刃頭
DJ RYOWが「兄」と慕う刃頭(ハズ)は、名古屋のトラックメーカです。
1987年からDJ活動を始め、30年以上のキャリアをもつ伝統的なDJです。
DJ RYOWの「初めて憧れたプロデューサー」が刃頭であり、「一生越せない人」と語っています。
DJ RYOWとAK-69は毎年一緒に海外に行く仲
DJ RYOWとAK-69はかなり古く、かれこれ20年以上の付き合いです。
名古屋から全国、そして世界へ日本のヒップホップシーンを牽引してきたシーンを語る上で欠かせない人物です。
プライベートでもその仲の良さは変わらず、毎年一緒に海外へ行く仲です。
DJ RYOWのおすすめ曲
DJ RYOW - WHO ARE U? feat. TOKONA-X
この曲はDJ RYOWのファーストシングルです。
当時DJ RYOWはTOKONA-Xにトラックを送り続けていましたが、なかなか採用されませんでした。
このビートが気に入られなかったらDJを辞める
と想いつめた時にできたトラックがこの「WHO ARE U?」でした。
思いを込めて作ったこのビートはTOKONA-Xに「早く録りたい」と言わせるほど会心の出来栄えでした。
DJ RYOW - 博徒2020 feat. “E”qual, SOCKS, ¥ELLOW BUCKS, AK-69, 般若, 孫GONG, R-指定
DJ RYOWの11アルバム「DREAMS AND NIGHTMARES」に収録された楽曲「博徒2020」は、豪華ラッパーたちが勢ぞろいしています。
これだけのラッパーたちを集められる力があるのも、積み上げてきた実力と信頼があるDJ RYOWだからこそできることです。
ヘッズからはかっこいいの声が連発しています。
DJ RYOW - all green feat. 唾奇
「all green」は唾奇が亡くなった友に向けて書いた楽曲です。
DJ RYOWはこの制作のためにわざわざ唾奇の地元である、沖縄まで出向いたといいます。
DJ RYOWとは?:まとめ
20年以上のキャリアを持つも、今もなおシーンの最前線で活躍するDJ RYOW。
そのスキルやヒップホップに対する想いは、まさしく本物と言えるでしょう。
気になった方はぜひチェックしてみてください!
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